前回記事はこちら↓
さて、Arusha Coffee Lodgeにて、なんとか生豆を仕入れることができました。
が、
何か納得いかない…。
と、いうことで、出番ですぜ、Google先生。
そして、ひとつのWeb Siteにいきつきました。
その名も、Aranga Coffee Group。
http://thissideup.coffee/aranga/
28もの小さな農家のグループで、オランダのCoffee Buyerと協業しているようです。フェアトレードで、適正価格で豆を取引しています。
電話で道を教えてもらい、向かってみると…。
のどかな農村地帯…。オフロードが続きます。
タイトル「牛と洗濯物とわたし。」
ガイドのFrankさんと、ローカルGPS(村民の口コミ)を頼りに進みます。
Frank「Aranga Coffee Farmってどこ?」
村民A「このまま登ったとこだよ」
10分後
Frank「Aranga Coffee Farmってどこ?」
村民B「(来た道を)下って左」
Frank「 」
そして…
とうとう着きました。
農園に入ると、いきなりコーヒー豆の天日乾燥の図!
農園主のGideonさんが笑顔で迎えてくれました。
見よ!この大粒で美しいコーヒー豆を!
さて、コーヒーの木の見学です。
Arusha Coffee Lodgeより、良い意味で雑然とした農園。
色々説明してくれるGideonさん。
しかし、比べてみてください、この、生き生きとした木々!
この農園は完全無農薬。
コーヒーの木よりも、柔らかい葉を持つ植物をそばに植えることで、害虫は皆そっちに行ってしまうのだそうです。
それでコーヒーがとても生き生きとしているのですね。
そして大粒で美味しそうな果実!
摘んだ果実はこちらの機械で脱殻します。
取り除かれた果実は肥料になります。
そのあと水に浸して発酵させます。
豆の外側についているヌメリを取り除くためです。
成分が足りない、水に浮いてしまう豆は2級品として処理されます。
この2級品はどうなるかというと…。
スタバが買い取ってくれるのだそうです。
世の中の仕組みを垣間見た気がします。
豆は2週間ほど乾燥させますが、日差しの強い時間は陰干しです。
平和だなー。
これがミル。大きいですねー。
ちょうどこれを使って、焙煎した豆を大量に挽いていたのですが、これまで経験の無い強烈な香りがしました。
あ~~~(恍惚)
お店では息子さんが応対してくれました。
美味。
生豆を3kg購入しました!
農家直買、達成。
妥協しないでよかった!
おお〜クリック一つで何でも買えてしまう昨今、ちょっとした感動ですね!
「スタバが買い取ってくれるのだそうです。」爆笑
コーヒーオタクを自称しながら、実際に農園を見るのはほぼ初めての経験(沖縄の農園の事務所には行ったことありますが)でしたので、とても有意義でした!
ちなみに、スタバはタンザニアでカフェ出店はしていませんが、ちゃっかり事務所はあるということですね(笑) 2級品とはいえ、もちろんこれも良質な木から採れたものですから、そこらのコーヒーよりは美味しいのではないかと思います。