11月11日のオープンから早1ヶ月、Louvre Abu Dhabiに行ってきました。
このLouvre Abu Dhabi、元の計画では2012年にはオープン予定だったそうですが、以降、延期延期を繰り返し、まさにインシャラー(=神のみぞ知る) 状態でした。
アブダビはドバイと比べても観光スポットが少なく、結果、これまで15回ほどグランドモスクに行く羽目になっている訳ですが(汗)、ようやく、新たな目玉ができました。
(※ でも、グランドモスクは何度行っても凄い!)
さて、そんなLouvre Abu Dhabiですが、わたしが展示作品のほかにずっと気になっていたものがあります。
それはこの写真。

これ、アブダビ空港の出口手前にあるLouvreの広告なのですが、
神々しすぎるでしょ。
なんでも、この建物はフランスの有名な建築家のデザインによるもので、『光の雨』と名付けられているそうです。
流石に盛りすぎだろ…ということで、もし本当にこんなシーンが見られるなら見てみたい、というのも、目的のひとつでした。
世界的な美術館、更には観光シーズンの週末ということもあり、10時の開館ぴったりに到着しました。
外観はこんな感じ。

あの、鳥の巣のような外観が『光の雨』の秘密。
(決してディスっているわけでは無いですよ。てへ。)
チケットは当日購入もできますが、オンラインで事前購入が可能です。
料金はAED60、1800円くらいです。
https://www.louvreabudhabi.ae/en/buy-ticket
この美術館、特徴的なのは写真が撮り放題ということ。
ミーハーな自分にはありがたいですが、良いのかな…。
「東京」の文字からスタート。

今後、企画によって変わってくるのかも知れませんが、まずは、同時代・同コンセプトで、各国の作品の比較がされていました。
これは『子を抱く母親』での比較。国ごとに全く表現が異なっていて面白いです。
その後は、時代、地域毎の展示となっています。B.C.の頃の展示は、どちらかというと、博物館的な要素が強い気がします。
(一切メモらなかったので、国や出土年など忘れました…すみません)
イランかなんかのネックレス。現代でも通用しそうな色合いとデザイン。
大きな展示物もあります。一緒に写真撮ったりとか、やりたい放題。
メインの順路はあるのですが、横に入る小部屋がいくつもあり、どう回ったものか迷うこともしばしばです。あと、案の定というべきか、中国人ツアーと鉢合わせたりして、避けて回ったりとか。
これから日が経つに連れて、更に混んでくる予感です。
近代に入り、展示物も美術館らしくなってきます。
お、これは…あの、ナポレオンの絵?類似品ではなくて?
『ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト』という作品でした。ガチです。
見たかったゴッホの自画像。思ったより小さい。でも、良いですね。
他にもマネ、モネ、ゴーギャン、ダヴィンチなど、著名な画家の作品が展示されています。
そのあとはモダンアートも。
こういうのって、ルーブルはどういう基準で購入を決めたのだろう?
10を超えるギャラリーを見終わるのに、2時間超。
とうとう現れました。

『光の雨』
いや、これはなかなかに神々しいぞ!
多分、正午が太陽の光が最も差し込む時間帯と思いますので、やはり開館時間の10時に行くのが、この光景を見るにはベストではないかと。

そして、吹き抜けということもあり、風がとても気持ち良いのです。
作品を見ずとも、のんびり海を眺めたり、本を読んだり、その為に足を運んでも良い気がします。
これは年パスか…?
(AED450で同伴者も無料、フランスのルーブルも入場できる代物。)
目標、ルーブルで読書。(意識高い系)
先日、ダヴィンチの作品が500億円で落札され、これもLouvre Abu Dhabiにて展示されるとのことで、これも楽しみです。
ご旅行お帰りなさい。旅行記も楽しく拝読いたしました。
ルーブルアブダビ良かったですね。私も、読書しに行ってみたいです。(意識高い系めざして)
いつかまた、ワークショップやコーヒーショップめぐりの会が開催されますか?
その際にでも、コーヒー注文できたらなと思うのですが、いかがでしょう。
Nobuさん、コメントありがとうございます。ワークショップですが、会場の目途が付かず、ずっと開催できていないのですが、つい昨日(笑)、何とかなりそうな状況になりましたので、来月開催を目途に頑張ります。