エチオピア旅行に行ってきた!そのノウハウや注意点、治安など



こんにちは、まつだです。先日、無事?にエチオピアから帰ってまいりました。

帰国後、飛行機が墜落したり、車が武装グループに襲撃されたりと、エチオピアではとんでもないニュースが続き、無事に帰ってこれたことにホッとしています。

とはいえ、わたしの旅は素晴らしいものでしたし、行ってよかったなと思っています。

具体的な旅行記を書く前に、実際にエチオピア旅行を計画、実行して、獲得したノウハウや注意点などを共有したいなと思います。参考になれば幸いです。

Why エチオピア?

そもそもなぜエチオピアを旅行先に選んだかということですが、

コーヒーの産地だからではあるのですが、これを含め、エチオピアにしかない魅力が沢山ありますので、それをまず紹介したいと思います。
※ その全てをわたしが今回の旅で体験できたわけではありません。むしろ極一部です。

1) コーヒーの原産国:
  エチオピアはコーヒーの原産国、つまり発祥の地として知られています。
  また、エチオピアのコーヒーはモカと呼ばれ(一部除く)、数多くの人に愛されています。

2) 長い歴史と、数々の世界遺産:
  エチオピアは世界最古の独立国の一つであり、また、人類の歴史に関わる出土物も多く、
  数々の遺産・伝説があります。
  a) 3.2百万年前の世界最古の人骨、ルーシーが発見された。
  b) 旧約聖書にも登場するシバの女王とソロモン王の子供が、国家の起源
  c) アクスムの教会にある礼拝堂には「アーク」があるといわれている。
  d) ラリベラの岩窟教会群、ティヤなどの数々の世界遺産

3)広大な自然:
  世界遺産としても登録されているシミエン国立公園や、ダナキル砂漠など、
  とてつもない自然の絶景が残されている。

4) 多様な民族:
  女性が唇に皿をはめ込むことで知られているムルシ族など、独自の文化を持つ少数民族が多数。

兎に角、自然も建物も人も、オンリーワンな魅力に溢れた国なのです。

 

旅行の準備・計画

ここでは、旅行の準備や計画中のポイントについて記します。

1.入国はエチオピア航空で

  墜落しといてなんですが(汗)、入国はエチオピア航空がお得です。

  国際線でエチオピア航空を利用して入国すれば、旅行中の国内線が半額になるからです。半信半疑でしたがマジでした…。

      エチオピア航空のホームページで、国内線の予約(場所と日付の指定)をしようとすると、↓のような画面が出てきますので、「Yes, I hold one of the document」を選択すればOKです。
https://www.ethiopianairlines.com/AA/EN/

  

  滞在中、国際線の半券を持っていないとヤバイかなと思いきや、提示は求められませんでしたので、多分半券は持ち続けなくても大丈夫です。

  エチオピアはとても広い国で、見所が散らばっています。陸路での移動もできますが、丸一日かかることもあります。時間効率の良い国内線を有効に使いましょう。

 

2.オンラインチェックイン、オンラインビザ申請は必須。

    国内線はともかく、国際線は必ずオンラインチェックインをしましょう。また、入国ビザも、オンラインで事前取得しましょう。

    エチオピアの国際線を利用するエチオピア人は、兎に角 荷物が多く、スタッフの処理も遅いので、大行列となり、時間がかかります。

  また、ビザについては、オンアライバルでのビザも取得可能ですが、これも長蛇の列です。簡単に取れますので、オンラインで申請・取得しておきましょう。料金は50ドルほどです。

https://www.evisa.gov.et/#/home

 

3.現金主義

ホテルでさえもクレジットカードは使えないことがあります。米ドルを余分に持ち込むか、ATMでカードを使いブル(現地通貨)をおろすなりして、現金で支払えるようにしましょう。

とはいえ、ブルはお金として価値は無いので、大きく余らせるのもダメです。こまめに、計画的に現金を用意することが大事です。

 

4.SIMを買わないと電話できない。

ぼくはUAEで使っている携帯をそのまま持って行きました。他の国であれば、入国するとその国の電話会社に自動的にローミングされます。

が、エチオピアの場合、首都のアディスアベバなどは問題なかったのですが、地方はまったく通話できませんでした。安いですし、ガイドさんや宿の人に聞いて、SIMカードを調達することをおススメします。

 

5.Google Mapのオフラインマップをダウンロードしておく。

スマホのGoogle Mapアプリには、インターネットに接続していなくても使えるオフラインマップの機能があります。
店情報などは限られており万能ではないですが、ネット接続環境が無い場所で自分の居場所がわかるというのは心強いものです。是非アプリのメニューから、事前にダウンロードしておくことをおススメします。

 

6.無理せずガイドを雇う。ツアーに参加する。

エチオピアは文字も独特で解読できず、英語も通じにくい時あり、ネット環境も悪いです。また、物価は安いですがタクシーはあまり安くありません。(1回400円以上かかる。特に首都のアディスアベバ) 故、独力での移動はかなり難易度高めです。

また、歩いているとかなりの視線を感じますし、また、かなりの数 話しかけられます。

故、無理せず、ガイドを雇うなり、ツアーに参加するなりする方が良いと思います。

ツアーはトリップアドバイザーなどでいくらでも予約できます。ツアーといえども、移動は公共交通機関(?)を使うなど、街の雰囲気をダイレクトに味わうことができます。また、アディスアベバの空港にも、旅行者用のインフォメーションセンターがありましたので、そこでも予約できそうです。

ガイドは、いきなり探すのは難しいかも知れませんが、ツアーのガイドは大体、個人で雇われてくれます。まつだの経験では2000円くらいで1日付き合ってくれます。

 

6.おススメの持ち物

おススメの持ち物を紹介します。順番適当です、すみません。

  1. 物干しハンガー・洗剤:荷物を減らすには洗濯が一番。100均でハンガー買っておくと便利。
  2. マラリアの薬:わたしが飲んだのはMephaquin。1回服用で1週間有効。
  3. ボールペン:田舎の子供たちにあげると喜ばれます。
  4. 飴やお菓子類:老若問わずあげると喜ばれます。自分の疲労回復にも。
  5. ペンライト、電池:キャンプ時など、持っておくと便利です。
  6. モバイルバッテリー:スマホの充電用。カメラのバッテリーも予備があった方が良いですね。
  7. ナイフ:自分は持っていなかったですが、フルーツとか食べるのに使えます。
  8. 帽子:暑い場所・時間帯もあるので、脱水を防ぐのに必要。
  9. 靴:スニーカーだと心元ない、登山靴はやりすぎ、ということで、おススメはトレイルランニングシューズ(山を走るための靴)。スニーカーのようなサイズ・重量ながら、補強されていたり、ソールがすべりにくくなっていたり、使い勝手良い。
  10. サンダル:室内、野外含め、使うシーン多い。
  11. 酔い止め:オフロードの移動もあるので、車に酔いやすい人は必須。
  12. 日焼け止め:かなり日差しは強い。
  13. ウエットティッシュ、ティッシュ:トイレ用など。洗顔ペーパーもあると使える。
  14. ビニール袋:エチオピアは買い物しても袋に入れてくれないこと多い。あると使える。
  15. 耳栓:割と夜の街(ホテル周辺)は騒音でうるさかったりする。

逆に、カップ麺などの食品を持っていっても無駄です。ホテルに湯沸かし器が無いので…。頼めばお湯くれるかも知れないけど。

 

治安の印象、旅行中の注意点

1.治安:過度に緊張する必要は無いが、とりあえず何かと気をつける。

わたしの今回の旅行では、商売熱心(過ぎてウザイ)な人は多かったけど、根が悪、という人はあまりいませんでした。とはいえ、詐欺や引ったくりなどはあるので、貴重品の管理、誰かに何か誘われた場合の警戒は常にしておく必要があります。とりあえず、ガイドを雇うのが吉です。

また、外務省の危険情報は旅行前に確認し、レベル2以上の場所には行かないようにしましょう。

2.食べ物

旅の後半、キャンプ中に食べた食事(生野菜?)が原因で、強い下痢に見舞われました…。1-2時間毎にトイレに行く始末。帰国後病院に直行。抗生物質とヤクルトで復活。少なくとも加熱したものを食べるようにしましょう。(当たり前か)

 

参考になりましたでしょうか?

それでは、旅行記まで少々お待ちください…。

 

 




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