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コーヒー農園ツアー2件目はQuestion Coffeeです。
ここはカフェの運営もしており、ツアーの受付も店舗でしています。
ツアーはガイド、農園までの車(ドライバー付)、ランチ込みでUS$200です。
Huye Mountain Coffeeのツアーよりはだいぶ高いです。その価値はありましたが。
農園はカフェから2時間ほどいったところ、Kayonzaというところにあります。
着きました。
Huye Mountain Coffeeの農園と違うのは、シェードツリーが無いこと、そしてコーヒーしか栽培されている植物が無いことです。
ここで…
撮影し損ねたのですが、農園で働く女性たちが歌と踊りで出迎えてくれました!
この農園で働いているスタッフは160名、その内157名は女性なのだとか。
すごいー。
ツアーは、女性たちがルワンダ語で説明し、ガイドさんが通訳するというもの。
ここで、その知識と、作業の徹底振りに驚かされることに。
コーヒー栽培は土作りから。草や牛糞を使い、6ヶ月かけて土を作ります。
木の枝を土に刺しておき、引き抜いて土の状態を確認します。
十分湿っていればそろそろ頃合。
3ヶ月後、苗をポットに移し変え、グリーンハウス(日陰)で更に大切に育てます。
1ヵ月後、ある程度育ったら、土壌に漸く植え替え。
植える先の土壌も、植え替えの45日前から準備しておくのだそう。
こうして健康的な木が!
Huyeと同様、その後も土の水分の保存には気をつけていきます。
3年経ち、ようやく収穫できるようになります。
木の高さは3m程でキープしています。
コーヒーの成長は木によってまちまち。
緑色のものは未熟、黒っぽいものは過熟。
赤く熟したものだけ収穫します。
そこから更に、虫食い豆などを取り除いていきます。
イメージ図はこちら。
次は加工場、ウォッシングステーションへ。
このQuestion Coffee、輸出用の生豆は、この「Sustainable Harvest」名で取引されているそうです。
この加工場も、メインは女性が仕切っています。
Huyeでも見た果肉除去機。1時間で800kgも処理できるそうです。
処理後の豆を、水を溜めたプールで12-16時間 置き、豆についているヌルヌル(ミューシレージ) を除去します。
その後、水路を通過します。あまり流れない重い豆がグレードA、次がグレードB、というように、仕分けをしていきます。
これだけの処理をする料金は一日$2!お得!
(むしろ安すぎ)
左が乾燥後のパーチメントコーヒー。
そとの殻を取り除いて、漸く、販売用の生豆になります。右ね。
ガイド兼バリスタのダニエルさん、女性たちと皆でカッピング。楽しい。
説明も詳細で、農園の技術・ツアー共に、とてもハイレベルでした!
はい、余談というか、余計でした。すみません。
穴、小さすぎやろ…。
帰り道、すごい家畜の列に遭遇。
牛、立派。
ランチ後、店舗に戻ってカッピング。これもツアーに含まれます。
同じルワンダでも、比べると結構違いますね。
ちなみにカフェはこんな感じ。
写真映えって大事だなぁ、と実感。
鳥のさえずりを聞きながらコーヒータイム、最高ですな。
ここでも生豆調達!
旅の目的はこれで達成です。
でも、まだ続くのよ。
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