UAEへの不満点、いくつかありますが、
その中の一つに、秘境が無い!ことが挙げられますよね。
(まつだよ、そこ気にするの、お前だけや)
日本では、友達と「秘境部」を立ち上げ、関東周辺の秘境を巡ったものです。
歩いた先に突如現れる雄大な自然、人が残した軌跡、などなど。
くーっ!
ところが、Googleでいくら検索しても、UAEの秘境はhitしません。
本当に無いのか、誰も興味が無いのか。
と、いうことで、UAEで最も歴史が古く、発祥と言っても過言ではない、
Al Ain (アル アイン) に行ってきました。
Al Ainとは、アブダビ首長国にある都市の一つで、東側にあります。
アブダビ市街から行くのと、ドバイから行くのと、大体同じくらいの距離です。
歴史は古く、紀元前2500年頃の遺跡があり、UAE唯一の世界遺産があります。
なぜか。
そう、オアシスがあるからです!
オアシス…何とも神秘的な響き。
と、いうことで、今回の秘境部のミッションは、これです↓
UAEの源流を探る。
車で走ること1時間半、段々景色が変わってきました。
おぉ、緑が多い!
スプリンクラーで生かされているのは変わりませんが、
その本数たるや、アブダビよりもかなり多いです。
数10kmに渡ってスプリンクラーで木を生かし続ける。
ある意味、正気の沙汰ではないですが、多少なりとも癒されているのも事実。
国の緑化意識をありがたく思わないといけませんね。
第一の目的地は、Jebel Hafeet (ジュベル ハフィート)、という山です。
標高1200mの岩山!
アブダビに山、って時点で、貴重です。
山を見るのは先のフジャイラに次いで2度目。
見えてきました!うほー。
途中の展望台からの風景。結構スケール感じますね。
どこの国でもありがちな落書き。なぜAなのか?
ちょっとアリゾナのモニュメントバレーみたいな光景。
と、ここで、水源らしきものを発見!(拡大)
これか!?これが源流なのか!?
<ネタバレ>
Green Mubazzarah (グリーン ムバザラ)という公園にあるそうで、
なんと温泉が湧き出ており、パワースポットとして扱われているとか!
現場に行ってみたのですが、噴水は止まっており、単なる池となっていました…。
と、いうことで、源流というより、源泉でした。
景色もさることながら、このドライビングコースも、秀逸です。
F1を思わせるうねりのあるコース。
実際、明らかに無茶なタイヤ跡がついてましたし。
隠れたドライビングスポットかも?
そして頂上付近、標高900mには、何とホテルがあります!
Mercure Grand (メルキュール グランド)というホテルで、見た目はこんな感じ。
ロビーも緑が多くてステキ。
そして、標高高いので気温も低い!
ここはUAEのリゾートホテルなのですね。
夕日や朝日も綺麗だろうし、ここは一度泊まってみたいなー。
街に降りてきました。
お金持ちそうな住宅が並びます。
オマーンは法律で建物の高さ制限をかけているという話ですが、
Al Ainはどうなのでしょうね。
車も、オフロードに対応したSUVが多いですねー。
日本では乗ったこと無かったな、こういうの。
そして、次の目的地、Al Ain Oasis に到着。
オアシス!
源流があるとしたら、ここでしょう。
灼熱の中、歩く一行。油断したら熱中症で倒れます。
オアシスで死ぬのは御免です。
このオアシス、敷地面積も大きく、何があるのだろうと思いきや、
ひたすらデーツ農場になっていました。
収穫を控えたデーツにネットが被さっています。
黄色いのをちょっとつまんで食べてみました。
口中に広がる強烈な渋味。
ぐ、、、、は、、、、
注) フレッシュデーツを食べるのは、知識をつけてからにしましょう。
ついに、水路を発見しました!
ん?なんだこのう◯こ?
デ◯ツでした!
通路にもめちゃくちゃ落ちていて、もう、う◯こにしか見えませんです、はい。
尚、踏んづけて靴の裏に付着…。うーん、このう(略)
先に進むと、水路にちゃんと水が流れています!
口に含むと、生温いですが、ちゃんと真水。
いよいよ源流に近づいてきたか!?
しかし、これ以上闇雲に歩いても、源流は見つかりそうにありません。
そこで、歩いている人に聞いてみました!
地元民「あぁ、この水はオマーンから引っ張っているんだよ」
オ…
マ
ー
ン
?
切腹。
※ Al Ainとオマーンは、隣り合っており、Al Ain Oasisから5kmもいけば国境です。
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