続きです。
続いて経済です。
バーレーンは中東で最初に石油が採掘された国としても知られて…いませんね。
早速話がそれますが。
イスラム教徒の聖書、コーランには、
”かれら(アラーのしもべ)には川が下を流れる楽園があり”という一文があり、
川 = 石油では??
と解釈する説もあります。
この砂漠の地において、ラクダと石油はアラーがもたらした奇跡!
と、言われてしまうと、納得せざるを得ません。
だって、水が無しで数日間活動でき、寿命も長く、荷物を運べ、肉や乳など食用としても有用な動物と…うん、これは奇跡や。
そして、この砂漠の地で、断食など更なる苦行(今でこそお祭りみたいになっていますが)を強い、一日5回のお祈りなど、明らかに非効率なこの宗教。
そんな中、ふと湧き出た石油…こ れ は 奇 跡 や。
こんな偶然。アラーを信じてしまうのもわかる気がします。
話を戻しますと、バーレーンは結局、石油の埋蔵量がそれほどでもなく、
他の中東諸国ほどの経済的恩恵を受けられませんでした。
その後、金融センターとしての発展を目指すも、その機能はドバイに取られ。
と、いうことで、F-1など、観光にも力を入れています。
お酒を飲めるお店も、他湾岸諸国よりも多いため、週末にはサウジアラビアやクウェートから沢山の人々が訪れます。
それでも足りない分は、外交で資金を得ています。
パパ = サウジアラビア との関係は非常に大事です。
もう一つの特徴として、バーレーンは比較的自国民の割合が多いです。
半分ぐらいはバーレーン人。
上述のように地下資源だけでは生きていけない為、割と、自分で働いています。
タクシーの運ちゃんとか。UAEではありえませんね。
と、いうこともあってか、バーレーンの人々は穏やかで良い人が多い!です。
上からモノを言う人も、少ない気がします。
最後に、街並みを紹介します。
中心部。UAEほどではありませんが、高層ビルがありますね。
奥に民家が立ち並んでいます。
象徴的な建物。世界貿易センター。
中央の風車で、必要電力の一部をまかなっています。
Bahrain Financial Harbuor。オフィスビルですね。
まつだが勤める会社もこのビルに一部貢献しています♪
中東の小さな王国、バーレーンのご紹介でした。
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